LP制作後に「コンバージョン率がなかなか上がらない」という悩みを抱えている方は多いです。
経験則や感覚で改善しようとしても限界があります。A/Bテストを使ってデータに基づいた継続的な改善を行うことで、コンバージョン率を着実に向上させられます。本記事ではLP制作後のA/Bテストの方法を解説します。
A/Bテストとは?
A/Bテストとは、LPの要素を2パターン(AとB)作成し、実際の訪問者に両方を見せてどちらのコンバージョン率が高いかを比較する手法です。
「なんとなくこっちの方が良さそう」という感覚ではなく、実際のデータに基づいて「Aの方がコンバージョン率が23%高い」という結論を出せます。
A/Bテストの実績データ:SANCTUARYの改善事例
| テスト要素 | Aパターン | Bパターン | 結果 | 業種 |
|---|---|---|---|---|
| ヘッドライン | 「腰痛でお困りの方」 | 「3年以上の腰痛でお悩みの方へ」 | B: +38% | 整骨院 |
| CTAボタン文言 | 「お問い合わせはこちら」 | 「無料相談を今すぐ予約する →」 | B: +52% | パーソナルジム |
| ファーストビュー画像 | フリー素材(明るい笑顔の人) | 実際のスタッフ写真 | B: +44% | 美容室 |
| フォーム項目数 | 7項目 | 3項目 | B: +68% | 税理士 |
| スティッキーCTA | なし | 画面下部に固定CTA | B: +29% | 飲食店 |
A/Bテストすべき要素の優先順位
A/Bテストは「コンバージョン率への影響が大きい要素から順番に行う」のが鉄則です。
最優先(インパクト大)
- ヘッドライン(キャッチコピー)
- CTAボタンの文言・色
- ファーストビューの画像
次に優先(インパクト中)
- フォームの入力項目数
- お客様の声のレイアウト
- 料金の表示方法
最後(インパクト小)
- 背景色・テキスト色
- フォントサイズ
- 余白の調整
A/Bテストに使えるツール
Google Optimizeが2023年に廃止されたため、現在は以下のツールが主流です。
- VWO(Visual Website Optimizer):月額約3万円〜。世界最大手のA/Bテストツール。
- AB Tasty:月額約2万円〜。使いやすいインターフェイス。
- Optimizely:エンタープライズ向け。大手企業が主に使用。
- Hotjar(無料プランあり):A/Bテストより「ヒートマップ」でどこがクリックされているかを分析するツール。A/Bテストの前のユーザー行動分析に最適。
予算が限られている場合は、まずHotjarのヒートマップで問題箇所を特定し、その後VWOでA/Bテストを行うのが費用対効果が高い方法です。
A/Bテストの正しい手順
STEP 1:仮説を立てる
「ヘッドラインを"腰痛でお困りの方へ"に変えると、整骨院ターゲットの共感度が上がり、コンバージョン率が向上するはず」という形で仮説を立てます。
STEP 2:Bパターンを作成する
Aパターン(現状)に対し、1つの要素だけを変えたBパターンを作成します。複数の要素を同時に変えると「どの変更が効果的だったか」がわからなくなります。
STEP 3:十分なサンプル数が集まるまで待つ
統計的に有意な結論を出すためには、各パターンに最低100〜200件のコンバージョン機会が必要です。月間訪問者が500件以下の場合、1回のA/Bテストに2〜4週間かかります。
STEP 4:結果を分析し次の仮説を立てる
「BがAより20%高かった」なら、次はBをベースに別の要素をテストします。A/Bテストは1回で終わりではなく、繰り返すことで着実にコンバージョン率が向上します。
まとめ:LP制作は公開がゴールではなく、スタート
LPは公開した時点では「仮説の集まり」に過ぎません。A/Bテストでデータを収集し、継続的に改善していくことで本当の意味での「集客するLP」が完成します。
「A/Bテストの設計・分析が難しい」という方は、SANCTUARYがLP制作後の改善支援も行っています。LP改善・A/Bテスト無料相談からお気軽にどうぞ。
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